「 可愛い 」は末期

蛙の子は蛙。オタクの子はオタク…?

10年後の今日の日も

 

 

1年前の今日何してたっけ?

ふと湧いた疑問だったけれど、すぐに何してたか思い出せる。1年前も2年前も3年前もデビューおめでとう!と相棒と共にお祝いしていた。1年前の今日に関してはなかなか雑なものではあったけど。

 

気付けばデビューして早3年。3年前は今年やりきってジャニオタ卒業する!と意気込んで全力疾走していた。3年前の段階で既にジャニオタ歴はそこそこ長かった訳で… 子供も欲しいから結婚したいし、遊びたいし、自分にもお金かけたいし!と思っていたから悔いなく終わらすべく全力で走り抜けた。…その結果、まだまだ彼が連れてってくれる未来を見たくなって辞める宣言なんてなんのその。3年後の今日も元気いっぱいジャニオタである。

 

2014年1月4日。彼が夢を叶える背中に着いて行こうと改めて決心してからデビューが決まり、実際にデビューするまでの間は色々な感情があった。ツラくて泣いたし嬉しくて泣いたけど、どちらかと言えばツラくて泣かされる事の方が多かった。でも、スタートラインに立った彼の笑顔は今迄見た中で一番眩しくて綺麗だった。

彼に着いて行こうと思って正解だった、と思えるのは… 語る夢をことごとく叶えていくからだ。有言実行。持って生まれた運の強さもあるだろうし、私の知らない努力だってたくさんあるんだと思う。ポケ〜っとしていて顔面やスタイルだけを褒められることが多い彼だけど、案外仕事に真面目で努力家で頑張り屋さんなところを尊敬していた。そんなところが好きだった。特に2014年の夏の彼の忙しさは尋常じゃなくて、全ての現場に同じように動いていた私は本当に驚いた。Jr.より忙しいデビュー組も居るのかと驚く程だった。なのに忙しさを感じさせないいつもの雰囲気がそこにある。疲れてる素ぶりも然程見えず、いつも通りの彼がいつもいる。そんな忙しい最中でも遊んでいたみたいだし… 何とも人間離れしているし、彼らしいとも思う。

デビューしてから不満を抱えることも多くなった。古株勢が大量に担降りしていったのも納得だった。みんな思うことは同じだったと思う。現に私も3年後の今、他の人を担当としている訳で。デビューって難しいものだと思った。変わってしまったと寂しく思うことだってあるけど、きっとその変化は悪いことなんかじゃない。むしろ変化しなければいけないところなんだと思う。" 未完成だったものが完成されていく " って当時からそんな風に考えられていたら今でも彼の担当だったのかもしれない。顕嵐担になれたのもそんな葛藤が長らく続いたからだと思えば、感謝でしかないのだけれど。

 

そうして担降りして、顕嵐くんを知っていく中で気付いたことがある。それはどことなく藤井に似てるということ。顔とかそういう事では無くて内面が。性格については知らない。オタク相手に披露してる人格なんて作り物だろうと思っているから。だから、仕事に関しても本人達の口から出てくる意欲的なものもそこまで正面から受け止める気はない。( ばばあになると捻くれてて困るね。全部鵜呑みにすりゃあいいのにね )

じゃあ何が似てんだよ?って話なんですけど。

感覚的な話になってしまうけど… 仕事への向き合い方や考え方のタイプが一緒なんじゃないかと思う。何考えてんだかわからなくて、何も考えて無さそうで、でもグループで誰よりも冷静に考えてるところも一緒だ。有言実行か不言実行かには分かれるけど結果出すタイプなのも一緒だ。言い出したらキリがない。とにかく何よりも顔を褒められるところも一緒かもしれない。この顔ばっかり褒められるからこそ、冒頭の仕事面へ繋がるんじゃないかって思う。

私は生憎顔ばっかり褒められるような人生を歩んでいないので、そういった方々の気持ちは汲むことは出来ても理解は出来ない。だけどもし自分が同じ立場になったら… と気持ちを汲んでみる。何をしても見た目のことしか言われないともなれば、成果を挙げて自分自身を認めさせようと思うんではないか。なんてばばあの妄想でしかありませんけど。妄想で応援に力が入るなら誰も不幸にはならないので続けますけども… そんな考えもあったりして。ハングリー精神的なものからきてるんじゃないかな、って勝手に思ったりもしてる。無論彼らはそんなことには慣れっこで、ただひたむきに仕事を頑張ってるだけなのかもしれない。

 

顔の話繋がりで、藤井担の時に嫌だなと感じたことを、私は顕嵐担になった今もまた感じている。とにかく顔しか褒められない。それって結構腹立たしかったりする。褒められるだけいいとも思いますけど、そんな顔だけの薄っぺらい人じゃないんですけど?って内心思ったりもしている。極度のめんどくさがりなので、その都度彼らの素敵な部分を布教して回るなんてことはしなかったし、反論もしませんでしたけど。( 少しは布教してやれよとも思うけどね )

頑張ってるのに顔しか評価されてないような気持ちに勝手になって、毎度毎度不愉快になる。相手にはそんな気はないのは重々承知だけど、そう感じてしまうんだから仕方ない。性格だ。捻くればばあはとことん捻くれてるのだ。

そんなこんなで似てると私は感じる。

 

だから多分、赤西くんから藤井に降りた時とは何かが決定的に違う。藤井から顕嵐さんに降りたはずなのに降りた感が無い。この感じどっかで経験してるよな?と、過去にタイムスリップしたみたいに感じることが多々ありすぎるのだ。担当こそ違えど、またあの頃をやり直しているような気持ちになる。

生活の中心に顕嵐くんがいるけれど、その隣にはいつもそっと藤井が寄り添っている気がして離れたはずなのに離れた気がしない。多分だけど、なんとなく私にとって藤井は大切な人で大切は思い出なんだと思う。なんとなく、ね。

 

デビューしてからのこの3年、デビューする前から合わせたらこの何年かがあっと言う間だったように、顕嵐くんを応援している間に時間は驚くほど早く過ぎていくだろう。何年後かにも顕嵐くんを応援していたとすれば、きっと私は藤井に対して担当していた頃と変わらない気持ちを持ったままなんだと思う。それが7年後だとしても。( ばばあさっさとジャニオタやめろや )

10年後の今日の日も、きっと今日と同じ気持ちで。

 

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※ 何が言いたかったかって、私にとって藤井って特別な存在なんだなって自覚したのでそれの記録です。長々と書いたけどそれだけでした。藤井と顕嵐が似てて、藤井担やってた時と顕嵐担やってる時が全く同じ感覚だってお話でした。( 要約下手くそばばあだから長文になりがち )